今日のメインのおかずはお肉料理!
でも食べてみると硬くてパサパサなんて経験はないでしょうか。
お肉を柔らかくする方法を調べてみると、叩いたり、すりおろした玉ねぎに漬けたり、ヨーグルトを揉みこむなど様々!
その中でも簡単にお肉をやわらかくジューシーにするには塩水に漬けることなんです。
ということで、今回は塩水に漬けるだけで簡単に安いお肉が柔らかくジューシーになる方法の紹介です。
どのご家庭にもある塩と水を混ぜ合わせ、その中に漬けておくだけの簡単な方法です。
牛・豚・鶏どのお肉でも効果は期待できるので柔らかくジューシーなお肉が好みの方は是非、試してください。
塩水の塩分濃度と漬けておく時間
塩水の塩分濃度が低いとお肉を柔らかくする効果は低く、反対に高いと食材がしょっぱくなってしまいます。
また、塩水はお肉全体が浸る程度の量が必要です。
ではどの位の塩分濃度がいいのでしょうか。
塩水の塩分濃度
塩水の塩分濃度は海水と同じ3%~4%が良いでしょう。
お肉も柔らかく感じられる他、お肉に下味を付ける料理でもしょっぱくは感じられません。
ですが塩分は控えめに!
塩水の塩分濃度については料理や食材に使う食塩水の塩分濃度は?塩分計算フォーム付きで詳しく紹介しています。
塩水に漬けておく時間
漬けておく時間はカットされているお肉と塊のお肉では違います。
注意点として必ず冷蔵庫の中で保存しましょう。
カットされているお肉
カットされているお肉を塩水に漬けておく時間の目安は2時間~4時間です。
ですが、こま切れなどの薄切り肉では塩水に漬けても期待するほどの効果は得られないかもしれません。
厚みは2.5㎜~3㎜以上のお肉がおすすめです。
塊のお肉
塊のお肉を塩水に漬けておく時間はひと晩くらいが目安となります。
大きな塊のお肉の場合、容器ではなくビニール袋の中で塩水に漬けるとラクです。
※ 使った塩水は保存ができないので廃棄してしまいましょう。
塩水に漬けたお肉の調理方法
塩水に漬けたお肉は焼く、または揚げる料理が一番柔らかくジューシーさが感じられる調理方法です。
水分をよく拭き取ってからお好みの方法で調理してください。
硬くてパサつきやすい鶏のムネ肉を使って試してみると効果が実感できるのではないでしょうか。
※ 個人的には弱火で調理した方がより一層パサつくことなく美味しいと感じます。
まとめ
塩水にお肉を漬けておくだけで柔らかくジューシーにすることができます。
塩水の塩分濃度は海水と同じ3%~4%
お肉全体を浸らせ、お肉の大きさにより漬けておく時間を調節して下さい。
焼く、または揚げる調理方法ではより効果が感じられます。
いかがでしたでしょうか。
簡単なひと手間でお肉を美味しくする方法を紹介しました。
塩水に漬けたお肉と普通に料理をしたお肉がどのくらい違うのかを試してみるのもいいかもしれませんね。
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