納豆はビタミン・ミネラル・乳酸菌・食物繊維などを多く含み、美肌効果やダイエットに向いている食品として、日本国内や海外でも健康志向に伴い大変人気がある食品です。
納豆が大好きな方は冷蔵庫の中に常備しておきたい食品の一つではないでしょうか。
しかし、納豆は「多くの商品が製造日から10日前後に賞味期限が設定」されていて意外と短いのです。
ついつい買いすぎてしまい、気づいた時は賞味期限がとっくに過ぎてしまい捨ててしまうという方もいるのではないでしょうか。
納豆を無駄にしないためにも賞味期限内に食べきれない場合は新鮮なうちに冷凍保存することをおすすめします。そう、納豆は冷凍保存できる食品なのです。
この記事では納豆の冷凍方法や保存期間、解凍時の注意点などについて紹介しています。
納豆を冷凍保存する方法と解凍時の注意点について
納豆は冷凍保存が可能な食品なのですが、冷凍時や解凍時に注意点があります。
美味しく安全に召し上がるためには知っておいた方がいいでしょう。
冷凍時の注意点
通常、納豆はパックに入っていたり藁(わら)で包まれて売られていますが、買ってきたら新鮮なうちにそのまま冷凍庫に入れて保存しましょう。
新鮮なうちに冷凍すること以外は特に注意する点はありませんが、長期冷凍は乾燥すると言われています。個人的には全く気にはなりませんが、もし乾燥が気になるようでしたら冷凍保存用バッグなどに入て保存するのも良いでしょう。
解凍時の注意点
冷凍保存した納豆は食べる前日などに冷蔵庫へ移し替えて自然解凍することをおすすめします。
早く解凍させるために電子レンジや常温での解凍は品質が悪くなる可能性があります。
必ず冷蔵庫で自然解凍するようにしてください。
冷凍した納豆の保存期間は
冷凍保存をした納豆はいつまで美味しく食べられるのでしょうか?
実際に納豆を製造している会社の食品開発研究所の方へ問い合わせをしてみました。
「冷凍する条件や環境により多少違ってきますが、3ヵ月~半年であれば問題なく召し上がれます。」
という回答をしていただきました。
基本的に納豆の賞味期限が製造日から10日前後なのでかなり長持ちしますね。
個人的には冷凍保存から1ヵ月を目安に食べきるようにしています。
納豆の解凍後の食感と栄養について
冷凍保存に関して気になるのは「食感や栄養に変化はあるの?」ということではないでしょうか。
解凍後の食感が悪くなってしまったり、栄養が減少したりしまっては冷凍保存をする意味がありません。
解凍後の食感と栄養の変化
個人的な意見ではありますが、食感に関しては買ってすぐに食べる時とほぼ変わりはないと感じています。
解凍後の栄養について、こちらも納豆を製造されている会社の食品開発研究所の方へ問い合わせてみました。
納豆には、主にビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、ビタミンKが多く含まれておりますが、これらの栄養素は冷凍保存してもほとんど減少しないことが知られております。
しかしながら、長期間の保存の場合、酸化などにより若干減少する可能性も考えられます。
また、ミネラルに関しましてはかなり安定的な物質であるため減少は全く起こらないと思って頂いてもよろしいかと思います。」
と、こちらも丁寧に回答をしていただきました。
納豆は冷凍保存しても食感や栄養に関してほとんど影響はないということです。
最後に
この記事では納豆を冷凍保存する方法と保存期間、解凍後の栄養について紹介させていただきました。
納豆は冷凍保存をしても食感や栄養にほとんど影響がないということがわかりますよね。
賞味期限内に食べきれない場合は冷凍保存をすることによって長期保存が可能です。
食べ物を無駄にしないためにも食材に合った保存方法を知っておくことも大切なことではないでしょうか。
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