梅雨から夏にかけてはサイズは小さいものの比較的に誰でも簡単に数が多く釣れ、楽しめるファミリー向けの釣りと言える「ハゼ釣り」!
しかし、秋から冬にかけてのハゼはサイズも大きくなり釣りの難易度は一気に上がります。一日中、釣りをして一匹も釣れなかったなんていう方も・・・
ということで、今回は秋から冬にかけて川での「落ちハゼ」の釣り方を紹介しようと思います。
落ちハゼを釣りに行ったけど、全く釣れないという方や、いつも数匹しか釣れないという方は参考にしてみてくださいね。
この記事で釣果が上がったという方はコメントを頂けるとはげみになります。
ハゼは河口付近よりもっと上流を狙うべし
ハゼは寒くなると深場の河口へ下って行くと言われています。ですが、11月くらいまでは釣り場にもよりますが、河口付近よりも3~4km上流の方が釣果が出やすいです。梅雨入りから冬にかけてハゼを狙うなら河口付近は避けるのがベスト!
実際に私は河口よりも3km程上流でハゼを狙っていることが多く、河口付近よりも数が多く釣れる確率が高いのです。
落ちハゼが釣れるベストポイントとは
落ちハゼ釣りに欠かせないのがポイント探し!ただし、このポイント探しは比較的に簡単です。河口付近よりも3~4km程上流で、根掛かりが少ないところを選ぶだけです。
理由は後述しますが、根掛かりが多い場所での落ちハゼは釣果に影響します。
流れが早い場所では釣果が下がりますので注意してくださいね。
落ちハゼを釣りたいなら「誘いと合わせ」【最重要】
ハゼ釣りにかかわらず、魚のエサに対する食いが渋い時に釣果を左右するのが誘いと合わせ!
誘いにはいろいろなバリエーションがあります。魚のエサに対する食いが良い時は、仕掛けを投入後に放置でも良いでしょう。
誘いをかける時に根掛かりが多い場所では頻繁に針をムダにしてしまいます。前述したように、根掛かりが少ない場所を選ぶようにしましょう。
落ちハゼは、エサに対する食いが渋いことがほとんどです。誘いと合わせで釣果が期待できます。
誘い方
●ズル引き
仕掛けをゆっくり、または少し早く水底を引きずる方法です。途中で引くことを止めたり、また動かすことで誘いをかけることができます。
●ちょん引き
ちょんちょんと竿先を上下、または左右に数回動かしてハゼにエサをアピールして誘う方法です。
どちらの誘い方も注意点としては糸を張った状態で常にあたりがわかるようにしておくことです。
また、ズル引きとちょん引きを組み合わせて誘ってみても良いでしょう。
合わせ方
誘いをかけて、魚がエサを食べるとその振動が手元に伝わってきます。この時に注意したいことはエサの大きさであたりがあってから合わせるまでの時間です。
エサを大きめに付けた時はあたりがあってから3~5秒くらい待ちましょう。エサを小さく付けた時はあたりがあってから1~2秒で合わせてあげるとハゼが乗っている(針にかかっている)可能性が高いです。
あたりがあったら少しだけ糸を引き寄せ振動が伝わってくれば魚が乗っている可能性が高いです。
この振動を確認してから合わせるのも良いでしょう。
落ちハゼ釣りに最適なタックル
ハゼがよく釣れる時期では延べ竿でも全く問題はありませんが、秋から冬にかけての落ちハゼは深い所にいることがほとんどです。ですが、遠投用の長竿を使う必要はありません。
2m前後の安いブラックバス用のスピニングロッドで十分です。初心者の方は短い竿の方が取り回しが楽にでき、なおかつ先調子の竿がハゼ釣りには向いています。
安いブラックバス用のロッドという私ですが、リールよりも竿の方に重点を置いて選んでいるんですけどね。
リールはスピニングリールの1000番~2000番くらいのもので良いでしょう。
ちょい投げで、10m~30m程度飛べば十分です。
私が使うオモリの号数は4号~6号です。流れの早い場所ではもう少し重い号数の方が良いと思います。
針は袖針の5号~7号を使用し、ハリスは0.5~1.0号です。20㎝くらいのハゼでも簡単に上がりますよ。
エサは青イソメを使い、ハゼの食いが渋い時には長めに切り、食いが良いときには小さく切って使用します。
最後に
今回はサイズも大きくなり、釣る難易度も上がる「落ちハゼ」の釣り方について紹介させていただきました。
大きいサイズのハゼは刺身や天ぷらで美味しく食べることができますが、釣れるシーズンが短いため落ちハゼを狙うなら数匹ではなく、10匹くらいは最低でも釣りたいですよね。
ちなみに一番上の画像は2022年10月15日に釣れたハゼです。最終的に、4時間釣りをしてハゼが12匹釣れました。その他、外道も程よく釣れて一応満足!魚影の濃い釣り場ではもっと多く釣り上げることも可能です。
こちらの記事で紹介させていただいた釣り方で釣果を上げてみてはいかがでしょうか。
釣果が上がった方はコメントより報告をお待ちしております。
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