とんかつ屋さんで出てくるような、「ふわふわの極細キャベツの千切り」って本当に美味しいですよね。ふわふわで極細のキャベツの千切りがご家庭の料理にも添えられていたら、絶賛されるこは間違い無いでしょう。
しかし、ふわふわの極細キャベツの千切を作りたいと思っても家の包丁だけで作るのはなかなか難しいものです。
でも実はスライサーを使えば誰でも簡単に作ることができるんです。
ということで、今回はスライサーを使ったキャベツの千切りの作り方の紹介です。
そのまま食べても美味しくいただけますが、より一層キャベツの千切りを美味しくする方法も一緒に紹介していますのでぜひ参考にして揚げ物などに添えてみてくださいね。
スライサーを使ったキャベツの千切りの作り方
一般的なスライサーは食材の厚みが約1.5㎜でスライスされるものがほとんどです。
私も家にある一般的なスライサーを使って作ってみたのですが、とんかつ屋さんのふわふわ極細のキャベツの千切り食感とまではいきませんでした。そう、1.5㎜でも太すぎるんです。
そのまま一般的なスライサーを使ってもあの食感は出すことができません。
ですが、スライサーにひと手間加えることによって極細のキャベツの千切りを作ることができます。
スライサーに加えるひと手間
1.クリアファイルをスライサーの幅や長さと刃の角度に合わせて切り取る
クリアファイルをハサミやカッターなどを使ってスライサーの幅や長さと刃の角度に合わせて切り取ります。手を傷つけないように注意してくださいね。
分かりづらいのですが、赤い点線の所でクリアファイルが切り取られています。
2.スライサーの刃に合わせて置きテープで止める
切り取ったクリアファイルをスライサーの刃の角度に合わせて置きテープで止めます。
少しくらいずれても大丈夫です。
テープはマスキングテープなど粘着力の弱いものを使うとはがした時にベトベトしないのでおすすめです。
スライサーでキャベツをスライスする
キャベツは2分の1~4分の1玉に切り分ける
キャベツはスライサーの幅に応じて2分の1~4分の1玉の大きさに切り分けて使うとスライスしやすくなります。スライサーからはみ出さない程度に切り分けることがコツです。
幅の狭いスライサーを使う場合はキャベツを4分の1玉に切り分けるとスライスしやすいですよ。
芯の部分は葉と完全に切り離さない
キャベツの芯部を葉から完全に切り離すとバラバラとしてスライスしにくくなります。
キャベツの芯が葉の部分に少し残るくらいに切ると作業がしやすくなります。
キャベツの切断面の広い方をスライサー側にする
キャベツをスライスする時はキャベツの切断面の広い方をスライサーにあてるようにしましょう。また、4分の1に切り分けた場合はキャベツの芯をスライサーの取っ手方向にするとスライスしやすくなります。
キャベツの葉脈を断ち切るようにスライスすると食感が良くなりますが、4分の1に切り分けたキャベツはなるべく長くなるようにスライスすることをおすすめします。個人的な感想ですが、短いキャベツの千切りよりも長くスライスされた方が見栄えも良く味も美味しく感じます。
※キャベツをスライスする時に飛び散ることがあります。大きなボールや流し台の中で作業すると片づけがラクになります。
使い終わったらクリアファイルはよく洗い、乾かして保管しておきましょう。次回、また使えます。
キャベツの千切りをより一層美味しくする方法
ここからはスライスしたキャベツの千切りをより一層美味しくする方法です。
キャベツの千切りが全て浸るくらいの氷水を作り、ザルに入れたまま2~3分ほどさらします。
氷水にさらすことによってキャベツの青臭さが抜けてパリッとし、より一層美味しくなりますよ。
長時間、水にさらしていると水溶性の栄養が流れ出してしまいますのでご注意ください。
すぐに使わない時はザルの下にボールなどを置き、冷蔵庫などで保存しておくといいでしょう。
使う時はしっかりと水分を切ってから盛り付けてくださいね。
手間いらず!極細キャベツの千切りが作れるおすすめスライサー
キャベツの千切りを作るたびにスライサーにひと手間加えるのって意外と面倒なんですよね。
ということで厚さ調整のできる幅広のスライサーを買っちゃいました!
ふわふわの極細キャベツの千切りはもちろんのこと、スライサーと包丁でいろいろな切り方もラクにできます。
最後に
今回の記事ではふわふわの極細キャベツの千切りの作り方を紹介させていただきました。
家にある一般的なスライサーにひと手間加えることによって誰でも簡単に作ることができます。
作ったキャベツの千切りは氷水に2~3分ほどさらしておくことでより一層美味しく感じられますよ。
ふわふわの極細キャベツの千切りを作って揚げ物などに添えてみてくださいね。
美味しすぎてキャベツの千切りが足りなくなってしまう可能性大です。
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