私がまだ子供の頃、夏になると友達と一緒に近所の田んぼや用水路で生き物を捕まえてよく遊んでいました。
しかし、大人になるにつれてこのような遊びから遠ざかっていたのですが、最近ふと思い出し身近に住む生き物を捕まえに田んぼや用水路へ何度も行くようになりました。
生き物を捕まえた瞬間、不思議と子供の頃に遊んでいた景色や楽しかったことを思い出します。
近くの田んぼや用水路で捕まえられる生き物たち
住んでいる地域や環境、季節によって捕獲できる生き物は違うとは思いますが、私が住んでいる近くの田んぼや用水路で夏場は次のような生き物を捕まえることができるんです。
ザリガニ
私が子供の頃に夢中になって捕っていたのがザリガニです。釣ったり、稲刈り後の田んぼでは穴が開いている所に手を入れて、腕まで泥だらけになりながら引っ張り出すように捕まえていたことを思い出します。時々、ザリガニのハサミに手を挟まれて痛い思いをしながら捕っていました。
ドジョウ
愛嬌(あいきょう)のある顔が特徴のドジョウ。水のある田んぼや用水路の底に網を入れると、沈む泥と一緒に捕まえることができますよ。
モツゴ(クチボソ)
縦縞(たてじま)模様が特徴のモツゴ。私が住む地域ではクチボソと呼んでいました。どの地域でも見かけることができる小魚なのですが、網で捕まえようとしても素早く逃げてしまうため捕まえるのは大変かもしれません。網で捕まえようとするなら、草が垂れ下がっている所や水草が生えている所を狙うのがおすすめ!
フナ
幅の狭い用水路にも生息するフナ。私がよく行く用水路には3㎝~4㎝くらいの小フナを捕まえることができます。
その他
その他にもスジエビやヌマエビなどのエビ類も捕まえることができます。私が子供の頃によく田んぼで見かけたタニシはほとんど姿を見ることはなくなりましたが、ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)と呼ばれる外来種の大型巻貝を最近ではよく目にします。
用水路などで遊ぶ時の注意点
私がよく行く用水路は幅が狭く、深いところでも30㎝くらいです。場所によっては幅が広く、深い用水路も存在します。用水路で遊ぶ場合は保護者が付き添い、子供たちだけでは絶対に遊ばないように注意を促して下さいね。
捕獲に必要なもの
田んぼや用水路で生き物を捕まえるなら揃えておきたい道具があります。
●タモ網(先の平なもの)
形状の丸い形をしたタモ網はスキマから魚が逃げやすくなります。三角形をした網を選ぶようにしましょう。
●長靴や胴長
長靴は膝(ひざ)くらいまで長さのあるものがおすすめです。田んぼでは泥のぬかるみが深いところや、用水路では水に入ることもあるので長めのものを選びましょう。胴長があると安心です。
●虫かごやバケツ・魚観察ケース
捕獲した生き物を入れるための容器です。魚観察ケースは透明で捕獲した生き物のサイズを測ることができます。
●携帯用エアポンプ
捕獲した生き物を持ち帰る際に使用します。捕獲場所から家が近い方は必要ありませんが、家が遠い方は持ち帰る際に生き物が酸欠で死んでしまう可能性があるので用意しておきましょう。
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最後に
今回は田んぼや用水路に住む生き物を捕獲するために必要なものと注意点について紹介させていただきました。
私が子供の頃によく見かけた野生のメダカやタナゴなどは残念ながら確認することができませんでしたが、まだまだ身近に住む生き物は多く存在していることに気付かされます。
小さな子供のいる方は田んぼや用水路に住む身近な生き物を捕まえて遊ぶ楽しさを伝えてみてはいかがでしょうか。
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