肌が弱い男性の「濃い髭の剃り方」と「T字カミソリの選び方」を元理容師が解説!

生活術・雑貨

 普段、T字カミソリを使っての髭剃り後に血がにじみ出てきてしまったりヒリヒリ感が強かったり、肌荒れしてしまうといった症状に悩まされてはいませんか。

電気シェーバーを使うのも一つの手だとは思いますが、髭が濃く、肌が弱い方に限ってカミソリでツルツルにしたいと思う方って実は多いんです。

今、この記事に訪れてくださっているあなたもその一人ではないでしょうか。
今回は髭が濃く、肌が弱い方のための髭の剃り方を紹介します。

私は理容師の経験があり、多くの方の髭を剃ってきました。
この経験を元にした記事となっていますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

肌が弱い方の髭の剃り方

 まず、肌が弱い方が髭を剃る時に気をつけていただきたいことがあります。

これは理容師をしている方なら当たり前のことなのですが、理容関係ではない方や普段から美容室しか行かない方は知らない方も多いのではないでしょうか。肌が弱い方が髭を剃る時に気をつけて欲しいことは5つあります。
その気をつけて欲しいこととは・・・

髭剃り時に気をつけたいこと
  • 髭と肌に水分を十分に与えて髭を剃る(剃っている途中も)
  • カミソリはしっかり持ち肌には軽く当てる
  • 髭の生えている方向とカミソリで剃る方向に注意する
  • 髭を剃る時はカミソリを持っていない方の手が大事
  • 髭を剃った後は絶対にスキンケアを怠らない

髭と肌に水分を十分に与えて髭を剃る(剃っている途中も)

髭と肌に水分を十分に与えて髭は剃りましょう。
一番効果的なタイミングは風呂上がり直前で髭を剃ることです。

ですが、朝に髭を剃る習慣がある方は蒸しタオルを使って髭と肌に十分に水分を与えましょう。
髭を剃っている途中もぬるま湯などで濡らしながら絶え間なく水分を与えて剃ることが大切です。

蒸しタオルを使って髭と肌に十分に水分を与える方法

蒸しタオルを使って髭と肌に十分に水分を与える方法です。

  1. 髭を十分に濡らします。
  2. 髭にシェービングクリームやシェービングジェルを塗り込み蒸しタオルで髭を覆います。(これを2回以上繰り返すと効果的)

蒸しタオルは水で濡らしたタオルを丸め、ジップロックに入れたりラップで包んだら電子レンジで加熱するだけで簡単に作ることができます。時間はお使いの電子レンジによって調節してください。

カミソリはしっかり持ち肌には軽く当てる

カミソリはしっかりと持ち、肌には軽く当てて髭を剃りましょう。
極端に力を込めてカミソリを持つ必要はありません。ぐらつかない程度の力でしっかりと持ちましょう。
反対に軽く持ちすぎるとカミソリが横滑りや落としてしまうキケンがあります。横滑りしてしまうと、必ずと言ってもよいくらいに肌を傷つけてしまいます。
カミソリはしっかりと持ち、刃が肌に軽く密着する程度の力で髭を剃ることが理想です。

髭の生えている方向とカミソリで剃る方向に注意する

髭の生えている方向とカミソリで剃る方向に注意して髭は剃ります。
実は髭には生えている向きがあります。頭髪(髪の毛)には生える向き(つむじ)があるように髭にも生える向きがあるんです。
肌が弱い方は髭が寝ている方向に対して0°~90°の角度でカミソリで剃るようにしましょう。
髭が寝ている方向に対して180°で剃ると逆剃りとなり、肌の弱い方は血が出てしまったり異常に肌がヒリヒリしてしまう可能性があります。

髭を剃る時はカミソリを持っていない方の手が大事

カミソリを使って髭を剃る場合、実はカミソリを持っていない方の手が重要になります。
髭剃りは前述したようにしっかりとカミソリを持ち、軽く肌に当てて髭を剃ることの繰り返しです。

ですが、あまりにも寝ている髭はこれだけではキレイに剃ることができず、同じ所を何度もカミソリの刃を当てることとなり肌にダメージを与え続けます。

カミソリを持っていない方の手で皮膚を引っ張ったりつまんだりすることによって寝ている髭を起こして剃りやすくし、何度もカミソリの刃を同じ所に当てないことで肌をカミソリのダメージから守ることができるのです。このような理由でカミソリを持っていない方の手が大事という理由です。

この時も皮膚が弱い方は髭を剃る角度(0°~90°)に注意してくださいね。

髭を剃った後は絶対にスキンケアを怠らない

髭を剃った後はスキンケアを怠らないようにしましょう。
特に髭を剃った後は自分が思っている以上に肌がダメージを受けています。というのも実はカミソリの刃は非常に鋭く作られているため、皮膚の表面が削られてしまうのです。そのため肌がヒリヒリしたり、乾燥もしやすくなります。
スキンケアをする時、肌が弱い方はローションタイプよりクリームタイプを選ぶと良いでしょう。
クリームタイプはベタベタ感がありますが、保湿効果が高く皮膚の早期再生に期待できるのでおすすめです。

カミソリの選び方

 現在、一般的に流通しているT字カミソリの刃は本当に切れ味がよくなっています。
切れ味だけでなく、髭剃り時の摩擦が軽減できる工夫がされ、肌に優しい作りとなってますよね。

ここからは個人的な意見となりますが、この記事を参考にして実践されている方は3枚刃以上で、髭剃り時の摩擦から肌を守るための工夫がされているカミソリであれば、どのメーカーのどのカミソリでも不満なく使用できるのではないかと思います。

特にGillette(ジレット)Schick(シック)FEATHER(フェザー)のカミソリは元理容師の私から見ても本当に優秀な商品だと思います。カミソリを選ぶなら「ジレット」「シック」「フェザー」この3社の3枚刃以上で構成されていて、肌を守るための工夫がされている商品を選べばほとんど間違いはないでしょう。

▼ おすすめのT字カミソリを紹介している記事 ▼

最後に

 今回の記事では肌の弱い男性の濃い髭の剃り方について紹介させていただきました。
髭を剃った後に血がにじみ出てしまったりヒリヒリしたり、肌荒れがひどくなってしまったなどの経験のある方は参考にしてみてくださいね。

また、記事の中では髭の剃り方について紹介していますが、肌の弱い方は「髭を剃らない日」などを作り、できる限り肌にダメージを与えないように髭剃りを控えることも大切なことです。
毎日だったり、頻繁に肌へダメージを与え続けると肌が変色、または色素沈着を起こす可能性もあります。

身だしなみという点では髭剃りは大切なことなのですが、できる限り自分の肌をいたわってあげてくださいね。

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