真夏にハゼが釣れない方必見！仕掛けを見直すだけで釣果アップは期待できる

　子供たちの夏休み！一緒に釣りに出かける方も多いのではないでしょうか。
ターゲットは初心者の方でも釣りやすいと言われているハゼ！
ファミリー向けの釣りと言っても良いでしょう。

しかし釣れない、または釣れる数が少なくて楽しめなかった方もいるのではないでしょうか。

そこで今回の記事では真夏のハゼの釣り方の紹介です。真夏のハゼ釣りは仕掛けだけで釣果アップが期待できますのでぜひ、参考にしてみてくださいね。

真夏にハゼが釣れない

　基本的にハゼは1年以内で一生を終える「年魚」です。春から秋ごろまで釣りを楽しむことができます。例外的に真冬に釣れる「落ちハゼ」や年を越す大きいサイズの個体もいます。

私はハゼが釣れ始める梅雨明けからほぼ毎年、釣りに出かけています。夏になるとハゼは10㎝くらいに育っている個体が多いはずなのですが、ここ数年小さすぎる！と言うか大きくなる時期が一か月くらい遅れている気がします。

実は真夏に小さい個体が多いと言うことが釣れない理由の原因の一つだと思われます。もちろん真夏でも大きく育ったハゼが時々釣れることはありますけどね。

真夏にハゼが釣れる人と釣れない人の違い

　毎年ハゼ釣りをしているベテランさんと釣りを始めたばかりの初心者さんの違いはエサの付け方やポイント探し、ロッドの選び方やハゼが釣れる水深（棚取り）など違いは多岐にわたります。ちなみにハゼは浅い水深の底に多くいます。

その中でも私が真夏のハゼ釣りに重要と個人的に思っていることは「ハリスと釣り針の種類とサイズ選び」です。

真夏のハゼ釣りに適したハリス・釣り針の種類とサイズ

　ハゼ釣りに出かけて、アタリはあるのに魚が乗らない（釣り針にかからない）という経験はありませんか。
ハゼの口は意外と大きくて多少釣り針が大きくても丸のみしてしまう魚です。
しかし、個体が小さすぎてしまったり警戒心が強いハゼはエサの先端をくわえて引っ張るだけで釣り針にはかかりません。魚体の大きさによってハリスの太さや釣り針のサイズを替えることが重要になってきます。

そこでハリスは細いものを、釣り針は小さいものを使います。と言っても分かりづらいので具体的に説明しますね。

ハリス

ハリスはどんなに太くても1.5号くらいまでのハリスを使うようにしましょう。個人的にハゼ釣りには0.5～1号くらいの太さのハリスがおすすめです。

釣り針の種類とサイズ

真夏のハゼ釣りに私が一番おすすめしているのは袖針です。金や赤などありますが、色に関してはどれでも構いません。サイズに関しては5号くらいをおすすめしています。ハゼ釣り用の釣り針でも構いませんが袖針は魚の吸い込みが良く、小さいハゼでも針にかかることが多いです。

釣り針はハリスを自分で結ぶタイプと初めから結んでいるタイプがあります。釣り針とハリスを結ぶ自信のない方は初めから結んでいるタイプの釣り針を選びましょう。

もちろんハゼ釣り専用の釣り針でも構いませんが、おすすめは絶対に袖針です。

真夏のハゼ釣り仕掛け（スピニングタックル）使用

　真夏のハゼ釣り攻略のポイントはハリスの太さと釣り針のサイズです。下の画像は実際に私が真夏のハゼ釣りに使用している仕掛けです。基本的にハゼは浅い所にいるのでスピニングタックルを使用しなくても延べ竿でも十分ですが、波打ち際や水底が見える場所から釣りをする場合にスピニングタックルは有効です。ちょい投げ釣りや1m前後の水深のある場所での垂らし釣りにも使えます。

ハゼ釣りに向いている小さい天秤に4号の錘（オモリ）を付けて、ハリスは1号と金袖の5号を結んでいます。
私はハリス止めが信用できなくてハリス止めの所にスナップ付きタルカンを使用してハリスを結んでいます。
ハリスの先端はチチワ結びにしておくと釣り針の交換が楽にできます。

ハゼが釣れないという方はこの仕掛けを試してくださいね。もちろん数多く釣りたい方は他にも誘いや合わせも重要になりますが、この仕掛けだけでも釣果は変わってくるのではないでしょうか。

最後に

　今回は真夏のハゼ釣りに関しての記事を紹介させていただきました。
最近では真夏でもハゼの魚体が少し小さめなためハリスは細く、釣り針は袖針の5号前後を使うと吸い込みも良くハゼが針にかかる可能性は高まります。

小さいハゼは内臓を出して唐揚げにすると頭から食べられます。骨はほとんど気になりません。サイズの大きいハゼが釣れた時にはやはり天ぷらで食べるのが良いでしょう。中はふわふわでとても美味しいですよ。

ハゼはスーパーなどで売られていない魚なので是非ご自身で釣ってご賞味あれ！