つい買いすぎてしまったり、使い切れずに余ってしまったお肉は冷凍保存!
しかし、使い忘れて冷凍庫の奥から発見した時には冷凍焼けをしているなんてことありますよね。
冷凍焼けをしているお肉は見た目にも美味しくはなさそう。
もったいないとは思いながらもそのままゴミとして捨ててしまう方も多いのではないでしょうか。
実は冷凍焼けをしてしまったお肉でも復活させる方法があるのです。
今回は冷凍焼けをしてしまったお肉を復活させる方法を紹介したいと思います。
冷凍焼けの原因と復活させる方法
冷凍保存をしても水分は蒸発しつづけ、空気に触れていると油脂やタンパク質は酸化をします。
これが冷凍焼けをする原因です。
冷凍保存する場合はできる限り空気を抜いた状態で保存すると、冷凍焼けを起こしにくくなります。
塩水に漬けておく
1)まずは3%~4%の塩分濃度の塩水を作ります。
塩水の塩分濃度については料理や食材に使う食塩水の塩分濃度は?塩分計算フォーム付きで詳しく紹介しています。
2)冷凍焼けをしてしまったお肉全体が浸る位の塩水に漬けておきます。
3)お肉の厚さや大きさにもよりますが、2~3日程度冷蔵庫の中で保存します。
4)よく水分をふき取り調理開始!
たったこれだけで冷凍焼けをしてしまったお肉が復活するんです。
注意
ひき肉にはこの方法は不向きです。
また、薄切りにカットされたお肉では効果が感じられない場合があるので注意してください。
塩水に漬けると復活する理由
冷凍焼けを起こす原因は水分の蒸発と油脂やタンパク質の酸化と前述しました。
お肉を塩水に浸すと浸透圧によってお肉に水分を与えてくれるのです。
酸化をしてしまった油脂やタンパク質は元に戻すことはできませんが食べても問題はありません。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は冷凍焼けをしてしまったお肉を復活させる方法を紹介しました。
塩水に浸しておくだけの簡単な方法です。
もしも冷凍庫の奥から冷凍焼けをしてしまったお肉が発見された時には試してみてはいかがでしょうか。
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